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谷戸、里山は今や貴重な存在と成っていますが、そもそも多摩の原風景と言えば当にそれでした。 このブログではそんな多摩の原風景をご紹介し、未来にこの素晴らしい風景を伝える一助と成ればと思って開設しました。 また記録の意味も含めて、宅地化されて失われてしまった谷戸や、人工の谷戸や里山も紹介します。
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八王子市鑓水は多摩ニュータウンとの境界に位置し、北側と南側で全く違う運命を辿ることになった地域である。
 南側はニュータウン区域となり、大規模な開発が行われ里山や谷戸の景観は全く失われてしまったが、北側はニュータウン区域とはならず、国道十六号バイパスが建設されたことを除けばまったく昔のままの景観を残している。
 歴史的にも非常に重要な地域で、多摩丘陵奥の寒村に過ぎなかった村は養蚕で栄えることになり、これらを執り仕切る「鑓水商人」という商家が栄華を誇ることになった。後に絹産業の衰退とともにこれらの商家は没落し、また一寒村に戻ったこの地区は、道了堂にまつわるミステリアスな話、商家の没落に伴う言い伝えや、古代の産鉄と関係があると思われるエミシの居住を伺わせる出土物など様々で、多用な視点から刊行物があったりもする。
 ことにこの土地にある極めてユニークな地名「嫁入」や「神子沢」と関係のある巫女伝説は多摩の昔話としてもその内容の不思議さから、知られる存在になっていると言えるだろう。個人的にはこの巫女伝説と伊丹木などのアイヌ由来とされる地名は古代産鉄とエミシに由来すると考えると、密接に関係があるのではないかと思っている。
 今後も開発の話題が出ることも予想され、ニュータウンのはずれに残された景観がいつまで残るかは分からない鑓水の地名を、様々な刊行物から拾い集めてトレースしてみた。通称地名には比定の難しいものもあり正確さは保証できないが、散策の一助になれば幸いだ。



より大きな地図で 鑓水の地名 を表示
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音楽系の仕事の傍ら、多摩の原風景を求めて
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