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谷戸、里山は今や貴重な存在と成っていますが、そもそも多摩の原風景と言えば当にそれでした。 このブログではそんな多摩の原風景をご紹介し、未来にこの素晴らしい風景を伝える一助と成ればと思って開設しました。 また記録の意味も含めて、宅地化されて失われてしまった谷戸や、人工の谷戸や里山も紹介します。
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名称:横沢入、中央湿地帯
住所:東京都あきる野市横沢
所属:五日市丘陵、横沢入丘陵、横沢入本谷
河川:ヨコ(横沢)
水系:多摩川水系、秋川支流
鎮守:愛宕神社

自然度:5/5 景観:5/5 危険度:4/5
宅地化:0/5 荒地:3/5 農地:3/5
水田:有り 耕地:有り 公園化:ほぼ全域が里山保全地区

消失危険度:0/5

 平成12年に東京都環境局が行った「多摩地域の谷戸の保全に関する調査」で
自然の豊富さ等の項目によってランク分けされた都下の谷戸地で、
5つしか選ばれなかったAランクの一つがこの横沢入である。
 かっては棚田(傾斜角から正確には棚田とは言えないらしいが)が広がり、
炭焼き小屋や畦が縦横に走る多摩の原風景そのものであったそうだが、
次第に離農が広がり荒れ地と化して行く土地の再利用の観点から、
旧五日市町(現あきる野市)主導で大規模な宅地開発が計画され、
大部分をJR東日本が取得し1000戸に上る造成を行う計画が進行したが、
住民やNPOの熱心な勝が実り、この計画は撤回され、
その後は東京都の里山保全地区第一号としてNPO法人「タンボの会」を
中心に守られることとなった。
 さすがにAランクの谷戸だけあって、その景観と自然の豊富さは
感嘆するほか無いといえる。
多数のトンボをはじめとする昆虫類、オオルリやオオタカといった鳥類、
トウキョウサンショウウオ等の水生動物や植物とこの地域に東京都の自然の
大半が凝縮しているのではないかとすら思うほどだ。

97b78c18.jpg

 JR五日市線の武蔵増戸駅から五日市街道沿いに武蔵五日市駅方面へ
しばらく歩き、「新秋川橋東」信号から旧道へ逸れ、
伊奈地区の鎮守「正一位岩走神社」を過ぎた辺りに細い路が分岐する。
ここが横沢入への入り口である。
分かりづらい場所だが、良く見ると路の分岐には古い道しるべと
案内板がそっと立っている。
 ここから先は隘路なので、もし来るまで来られるなら大悲願寺の
駐車場などに停めさせて頂くなどした方がよいだろう。
また、横沢入の管理拠点にも小さな駐車場があるものの、
基本的には許可を受けたもの以外の駐車は出来ない旨の掲示があるし、
NPO法人でも排気ガスの問題があるとのことで、来るまで来ることは
余りお勧め出来ない。

 管理拠点の立つところから中央の路にそって奥に棚田が広がっている。
しばらく進むと車止めがしてあり「林道小机・横沢線」の看板がある。
ここから天竺山方面に登坂し、小机方面への林道でダート路であることから、
二輪走行を楽しむ人も多く、山中にマシン音が響き渡っている。
ここからは山道で、いわゆる横沢入地区もここまでとも言える。
 なお、入り口付近からこの辺りまでを「中央湿地帯」と呼んでいるようだが、
この中央湿地帯の両岸に多数の支谷が走っている。
各支谷についてはそれぞれの項目に譲ることとしたい。

この辺りの地形図は
http://www.taishin.metro.tokyo.jp/yuso/pdf/09KC964.pdf

この辺りの地図は以下

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音楽系の仕事の傍ら、多摩の原風景を求めて
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