忍者ブログ
谷戸、里山は今や貴重な存在と成っていますが、そもそも多摩の原風景と言えば当にそれでした。 このブログではそんな多摩の原風景をご紹介し、未来にこの素晴らしい風景を伝える一助と成ればと思って開設しました。 また記録の意味も含めて、宅地化されて失われてしまった谷戸や、人工の谷戸や里山も紹介します。
[80]  [79]  [78]  [77]  [76]  [75]  [74]  [73]  [72]  [71]  [70
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

多摩市落合はもともと落合村と呼ばれる丘陵深くの村であったが、多摩ニュータウンの造成と、市の中心地である多摩センターが作られその姿は激変した。
楢原という人家も少ない静かな地は、林立する高層建築に覆われ、里山も谷戸もその姿を失った。
しかしよくよく見れば古い地形は残っており、小さな谷戸こそ全く分からなくなったものの、この地が南北に延びる大きな谷戸から出来ていたことは今でもはっきりと読み取ることが出来る。
この地の地名はかつての山深い村であったことをうかがわせるものが多く、時代によって呼び名もまた変化があるようだが、多くの資料があるので、出来るだけ多くの地名を拾って纏めてみた。
不確実な場所や、今はもう失われてしまっている地名も記述しているので、かなり地名量は多く、資料としても網羅的ではあるが、この地の歴史を垣間見るには良いのではないだろうか。
地名の拾い上げと比定には以下の資料活用させて頂いた。感謝を申し上げたい。
「皇国地誌落合村村誌」「多摩市の町名」「落合名所図絵(峰岸松三)」「小山晶家文書」「下落合・山王下の生活と伝承」「今昔マップ on the web」

この他に、パルテノン多摩の仙仁学芸員とその調査を参考にさせて頂いたことを、感謝と共に特に併記させて頂きます。
これ以外の比定不能地名は古地名にいくつかあるものの、元々の情報が不確かなので省略させて頂くとともに、おそらく更に細かな通称地名に漏れがあると思われることも、併せてご承知置き頂ければ幸いです。



より大きな地図で 落合(多摩市)の地名 を表示
PR
この記事にコメントする
name
title
font color
mali
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[02/06 金井民]
[06/12 tanio]
[06/10 伊藤]
[05/24 管理人]
[05/23 伊藤]
[12/15 管理人]
[12/05 なめこうに]
[11/30 管理人]
[09/28 なめこうに]
[09/25 管理人]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ベリリウム榊
性別:
男性
自己紹介:
音楽系の仕事の傍ら、多摩の原風景を求めて
歩き回っています。
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]